<全国高校野球選手権:東海大甲府3-0成立学園>◇12日◇1回戦

 東海大甲府(山梨)が、4強になった04年以来8年ぶりの甲子園勝利を収めた。神原友投手(3年)が最速146キロの直球をテンポよく投げ込み、わずか88球で4安打無四球完封。「ここまで球数が少ないのは初めて。エースナンバーをもらったので、期待に応えられてうれしかった」と顔をほころばせた。打線も6回の4連打など11安打で畳み掛け、6番相原洸介内野手(3年)が全3打点をマーク。試合時間は最短記録まであと4分という、わずか1時間16分だった。