全国高校野球選手権大会を制し、史上7校目となる甲子園大会の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の水本弦主将が優勝から一夜明けた24日、大阪市内のホテルで「歴史に名を刻めてうれしい」と、あらためて喜びを語った。

 西谷浩一監督は「本当にみんなでつかみとったんだなと実感がさらに湧いてきた」と万感の表情。水本主将は「今までつらい練習をやってきてよかった」とかみしめるように話した。

 23日夜は決勝戦のビデオを見て盛り上がったという。水本主将は「ずっと甲子園で野球をしていたかった」と笑顔。優勝旗を手にしたナインは宿泊先のホテルを拍手で送り出され、大阪府大東市の寮に向かった。