<高校野球IBAF18U世界選手権:日本8-0パナマ>◇2日◇予選第1ラウンド◇韓国・蚕室

 日本は城間竜平(青森・光星学院)の打たせて取る投球が光った。三振は1つだけだったが、大柄な打者が並ぶパナマ相手に、130キロ台後半の真っすぐやカットボールで内角を大胆に突き、凡打の山を築いた。「木製バットなので、インコースを使っていこうと思っていた」と、してやったりの表情だった。春夏の甲子園大会決勝で敗れた大阪桐蔭の藤浪が第2戦で完封したことが刺激になったという。右腕は「ちょっと意識した。自分もいいピッチングをするつもりだった」と胸を張った。