日本高野連は3日、台風の影響で準決勝以降が行われなかった1979年の国体の高校野球硬式で4強に勝ち残った箕島(和歌山)など4校を優勝扱いにするとの見解を示した。箕島は同年、甲子園春夏連覇を果たしている。

 98年の国体を横浜(神奈川)が制した際には、春夏連覇と国体の3冠は「横浜が史上初」との説明だった。「現在の見解としては箕島も3冠に含める」とし、この日優勝した大阪桐蔭について「史上3校目になる」とした。