日本高野連(奥島孝康会長)は17日、プロ経験者が高校の監督などの指導者になるための規定「中学、高校で2年の教諭歴」を撤廃し、座学による研修を受ければ資格を認めるという条件緩和案をプロ側に示した。

 既に指導者の受け入れを進めている社会人や大学と足並みをそろえる形になり、半世紀に及んだプロ側とアマ側のこじれた関係が大幅に改善される。

 プロ経験者が指導者になるための規定を話し合う「学生野球資格に関する協議会」がこの日、東京都内で開かれ、日本高野連が日本野球機構(NPB)に提示した。