<センバツ高校野球:済美3-2高知>◇2日◇準決勝

 済美(愛媛)が高知を逆転で破り、優勝した2004年以来9年ぶりの決勝に進んだ。

 1点を追う4回に太田裕也主将(3年)の内野安打で同点。5回には山下拓真外野手(同)の適時打で勝ち越した。7回にエース安楽智大(2年)がこの日2本目のアーチを浴びて追いつかれたが、8回に山下のソロで勝ち越した。「エースナンバーを頂いている以上、最後まで投げ抜く」と誓った安楽は2日連投で2失点完投。9回1死一、三塁のピンチもしのぎ、頂点にあと1勝に迫った。