昨夏甲子園で1試合22奪三振の大会新記録を作った桐光学園(神奈川)・松井裕樹投手(3年)が23日、川崎市内の同校グラウンドで行われた関東第一(東東京)との練習試合で先発登板した。

 9回を投げ7安打6奪三振4四球4失点。直球は最速146キロを記録し、142球で完投したが試合は1-4で敗れた。

 この日は今秋ドラフトの目玉を観戦しに、6球団10人のスカウトが集結。DeNA吉田スカウト部長は「トップレベルなのは間違いない。今は夏に向けて詰め込む時期。とにかく走り込んだり、球を放って体力をつけないと」と練習試合で負けても評価は変わらないと強調した。