<高校野球練習試合:桐光学園7-7千葉経大付>◇6日◇桐光学園グラウンド

 桐光学園のプロ注目左腕、松井裕樹投手(3年)が6-6の7回から2番手で登板した。7回をわずか5球、8回も2三振とし3者凡退で切り抜けた。

 9回1死から連続四球、暴投などで一、三塁とピンチを広げる。続く4番打者の苅込拓人内野手(3年)に三塁線を抜ける適時二塁打を放たれ、勝ち越しを許した。

 その裏に味方の援護もあり、引き分けた。3回2安打2四球4三振の1失点。野呂雅之監督(52)は「開幕前にこういう経験ができたのは良かった。彼も人間ですから、悪い日もありますよ」と振り返った。