<高校野球鹿児島大会:鹿児島実8-0国分>◇15日◇3回戦◇鴨池市民球場

 元ロッテのリードオフマンとしてならした横田真之さん(50=会社員)の長男で、プロ注目の鹿児島実・横田慎太郎投手(3年)が、父親譲りの野球センスで投打に存在感をアピールした。

 投げては5回1安打無失点に抑え、打っても3安打1打点で勝利に貢献。

 「今日は自分のスイングをしようと言い聞かせて、ヒットが出ました」と笑顔を見せた。11日の初戦、鹿児島南戦では3打数無安打だったが、自慢のバットもようやく“梅雨明け宣言”だ。スタンド観戦した父真之さんも息子の活躍に目を細めていた。