<高校野球山梨大会:東海大甲府7-5身延>23日◇準々決勝◇小瀬球場

 主砲が不発でも打ち勝った。高校通算38本塁打の渡辺諒内野手(3年)が今大会初の三振を喫し、3年生になって初の公式戦無安打に封じられた。

 渡辺の穴をカバーした打線が8安打3本塁打7得点と機能した。6回裏に同点2ランを放った5番高橋亮太捕手(3年)は「渡辺が全然打ててなかった。あいつだけのチームじゃないことを証明できた」と振り返った。