<高校野球宮城大会:仙台育英6-5柴田>◇31日◇決勝◇Kスタ宮城

 仙台育英が5点差をひっくり返し、サヨナラ勝ちで2年連続24度目の甲子園出場を決めた。

 初回に2失策と連打で5失点。いきなり大量リードを奪われたが、2点差に追い上げた8回無死走者なしから4番上林誠知主将(3年)の2試合連続本塁打で1点差とすると、2死三塁から加藤尚也内野手(3年)の中前適時打で追いついた。なおも9回に2死満塁の好機をつくり、小林遼捕手(3年)が押し出し四球を選んでサヨナラ勝ち。佐々木順一朗監督(53)は「試合中は何度も(負けを)覚悟した。よく勝ったな、と思います」と胸をなで下ろしていた。