<全国高校野球選手権:鳴門12-5星稜>◇10日◇1回戦

 星稜(石川)の15年ぶりの甲子園勝利はならなかった。

 1-1の7回、エース岩下大輝投手(2年)が、鳴門打線に捕まり、満塁本塁打を含む5安打で8失点。9回に主将北村拓己内野手(3年)の左越え本塁打などで、4点を返し、意地を見せたが及ばなかった。

 林和成監督(38)は、「岩下はエースだし、試合が決まるまで行こうと思っていた」。北村は「こんなに早く負けてしまって悔しい」と、敗戦を振り返った。