<IBAF18UW杯:日本10-0キューバ>◇6日◇予選2次ラウンド◇台湾・台中

 先発の済美(愛媛)安楽智大投手(2年)が、強豪キューバ打線から8回10三振を奪い、初の世界一に王手をかけた。

 「序盤はちょっと制球に苦しみましたけど、(大阪桐蔭)森さんからもっと腕を振ってこいと言われて、3回からは立ち直れたと思います。(キューバ打線は)もっと振ってくると思ったけど、低めのスライダーは手を出さずに、高めに浮いたボールを振ってきた。とても手ごわかったけど、しっかりと腕を振ることができて、自分の持ち味は出せたと思います」と納得の表情。快投で銀メダル以上を確定させ、「ここまできたら全勝で世界一を取りたい」と誓った。