<センバツ高校野球:新庄1-1桐生第一>◇29日◇2回戦

 初出場の新庄(広島)が、エース左腕の山岡就也(しゅうや=3年)の171球の熱投で延長15回引き分け再試合に持ち込んだ。

 2回に1点を先制。8回に同点とされたが、初戦で完封13奪三振の快投を見せた山岡が、最後まで勝ち越しを許さず引き分け。昨年夏の県大会決勝(対瀬戸内)でも、延長15回引き分け再試合。前回はベンチにいて負けた悔しい思い出がある山岡は試合後「絶対に点を取ってくれると信じて投げた。疲れました」と話した。連投となる30日午後3時からの再試合に向けて「次の試合も投げきるつもりです」と言い切った。