<センバツ高校野球>◇31日◇準々決勝

 龍谷大平安(京都)が40年ぶりにベスト4に進出したほか、佐野日大(栃木)と豊川(愛知)がともに春夏通じて初めて4強入りした。履正社(大阪)は3年ぶりに準決勝に進んだ。

 龍谷大平安は桐生第一(群馬)に延長10回、5-4でサヨナラ勝ちした。4点を先行されたが7回に追い付き、10回は暴投で決着がついた。

 初出場の豊川は明治神宮大会覇者の沖縄尚学を6-2で破った。1回に氷見の適時打など4安打で3点を奪い、2、3回にも加点した。佐野日大は明徳義塾(高知)に延長11回、7-5で競り勝った。大会屈指の左腕田嶋が6回に5連打を浴びるなどして逆転されたが、7回に同点とし、11回に稲葉と小泉の適時打で勝ち越した。

 履正社は福知山成美(京都)に6-2で快勝した。2回2死満塁から吉田の三塁打と中山の左前打で4得点。相手の反撃を継投で2点に抑えた。

 4月1日の準決勝は履正社と豊川、佐野日大と龍谷大平安が対戦する。