<高校野球春季九州大会:創成館4-2糸満>◇19日◇2回戦◇熊本・藤崎台

 糸満(沖縄)が競り負け初戦で姿を消した。1-1の8回に池間誉人内野手(2年)の右越え本塁打で1度は勝ち越したが、その裏に失策も絡み逆転を許した。

 エース赤嶺祥吾投手(3年)は自己最速の145キロの直球が、この日は130キロ台がほとんど。我慢の投球を続けてきたが8回につかまった。

 「同点は仕方ないと切り替えたのですが、今日は球がいつもより走っていなかった。チーム全体で精神力を夏までに鍛えたい」と唇をかんだ。