<高校野球兵庫大会:神戸国際大付3-0社>◇26日◇準決勝◇明石トーカロ

 初の夏の聖地を目指し、神戸国際大付が王手をかけた。

 報徳学園、明石商と強豪を破ってきた社をエース黒田達也(3年)が13Kを奪う力投で抑えた。制球に苦しみながらも、7回1/3を粘りの投球で、満塁のピンチもしのいだ。その後、1度マウンドを譲ったが、9回の1イニングを抑えきり、7年ぶりの決勝へと導いた。

 黒田は「最後まで自分が投げたかったけど、チームが勝つのが優先。あとは自分のピッチングをするだけ」と27日の決勝へ向け、意気込んだ。