<高校野球愛知大会:東邦4-2栄徳>◇31日◇決勝◇岡崎市民球場

 東邦が6年ぶり16度目の夏の甲子園出場を決めた。

 東邦は1年生の藤嶋健人が先発。栄徳はエース大内公貴(3年)で始まった。序盤から投手戦の展開。3回まで東邦・藤嶋は140キロ台前半のストレートを武器に4三振を奪うなど1安打無失点。栄徳・大内も1四球を与えるも無安打無失点と安定した立ち上がりを見せた。

 試合が動いたのは5回表だった。1死二塁、栄徳・土田真太郎(3年)が右越えに先制の適時三塁打。しかしその裏、東邦は1死二、三塁で溝口慶周(2年)の右越え3点本塁打で逆転に成功した。

 藤嶋はその後も安定したピッチングを見せ、2失点完投で栄徳を退けた。