<全国高校野球選手権:城北5-3東海大望洋>◇16日◇2回戦

 東海大望洋(千葉)は雨に泣いた。試合開始直後から雨脚が強まり、2回表を終わったところで激しい雷雨となり中断。18分後再開されたが、グラウンドは水が浮く状態。ボールが転がらず、不運な内野安打2本含む3安打で1点を失った。

 1点リードして迎えた8回は、エース宇津木総(3年)が「踏み込んだとき滑った」と、制球を乱し2四球。2安打を浴び3失点で逆転を許した。

 木村幸樹主将(3年)は、「雨の中、応援団に申し訳ない。相手をねじ伏せたい、と思う気持ちが強すぎた」と涙をぬぐった。