<全国高校野球選手権:八戸学院光星5-1星稜>◇20日◇3回戦

 八戸学院光星(青森)が8強一番乗りを果たした。延長10回に相手投手の暴投で勝ち越し、一挙4点を奪って星稜(石川)を突き放した。

 1点を追う8回に、4番深江大晟内野手(3年)の左翼スタンド中段に突き刺さる本塁打で同点にして、初戦2回戦に続く逆転勝ち。「打った瞬間、入ったと思った」と、高校通算26号の主砲は一塁ベースを回ってガッツポーズした。被安打7、1失点完投の2年生右腕・中川優は「粘り強く投げられました」と、チーム2年ぶりのベスト8入りを喜んでいた。