打撃不振の沖縄尚学・赤嶺謙主将(3年)が21日、脱バスター打法を決断した。

 県大会では打率3割1分3厘の切り込み隊長も今大会は2試合で9打席、7打数無安打と快音なし。20日の3回戦・二松学舎大付戦では中盤から3度の得点圏で凡退していた。

 昨夏の大会からバスター打法を取り入れていたが、この日の打撃練習では普通の構えに変えていた。「明日(22日準々決勝・三重戦)は普通の構えでいきます。甲子園では今までないんですが、いい感じで無駄に力まず振れているので抵抗ないです」。

 比嘉公也監督(33)は打順変更の考えもあると認めた上で「やっぱり1番で。次は打つと思います」と、変わらぬ信頼を寄せて起用するつもりだ。