<高校野球秋季福島大会:日大東北3-2聖光学院>◇20日◇準々決勝◇鶴巻

 今夏の甲子園8強の聖光学院が敗れ、来春のセンバツ出場が絶望的になった。

 甲子園3試合に登板した2年生の先発右腕・今泉慶太が、初回に連打を浴びて2点を献上。同点に追いついた直後の8回裏には、無死二、三塁から中堅に犠飛を運ばれて、決勝点を許した。

 「初回の入りが…。一番大事なのに」と、エースは立ち上がりを悔やんだ。

 聖光学院が秋の東北大会を逃すのは、05年以来9年ぶり。日大東北には昨秋の県大会準決勝でも敗れ、県内公式戦連勝を95で止められていた。