<高校野球秋季神奈川大会:東海大相模2-1慶応>◇21日◇準々決勝◇保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

 今夏の甲子園に出場した東海大相模(神奈川)が、4強入りを決めた。

 先発は今夏の神奈川大会決勝で大会タイの20三振を奪った吉田凌投手(2年)。4回に暴投で先制点を許したが、9回177球を投げ抜き、6安打13奪三振で1失点完投した。

 「正直ホッとしました。慶応は本当に嫌な相手でした。今までにないぐらい苦しかった」と安堵(あんど)した。

 1-1の6回に、4番長倉蓮捕手(2年)が勝ち越しの左前適時打を放った。

 慶応は津留崎大成投手(2年)が9回2失点に抑えたが、来春センバツ出場が絶望的になった。

 上位2校が、来春センバツの重要参考資料となる秋季高校野球関東大会(10月25日開幕、千葉)に出場する。