<高校野球秋季神奈川大会:東海大相模2-1慶応>◇21日◇準々決勝◇保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

 慶応が1点差で敗れ、来春センバツ出場が絶望的になった。

 先発のエース津留崎大成投手(2年)が、カットボールを軸に9回8安打2失点に抑えたが、打線が13三振を喫した。

 上田誠監督は「前半は高めのスライダーだけを待って、低めには手を出さない。真っすぐで三振はOKとしたんですが」と、作戦は狙い通りだったが、1点が遠かった。

 今秋は横浜に8回コールド勝ちするなど存在感を発揮し、来春以降の巻き返しを期した。