<高校野球秋季近畿大会:立命館宇治6-2近江>◇25日◇準々決勝◇わかさ

 立命館宇治(京都2位)が近江(滋賀1位)の好投手、小川良憲(りょうけん=2年)を攻略し、4強に一番乗りした。

 3回に伊藤大賀内野手(2年)の適時打で1点を先制し、5回に藤岡拓郎外野手(同)が中押しの2ラン。6-2の7回以降はエース山下太雅(同)が近江の反撃を封じた。3回も5回も2死無走者からの得点。鳥羽(京都)時代のオリックス平野佳の恩師で、立命館宇治を率いて5年ぶりのセンバツを確実にした卯滝逸夫監督(64)は「今年は練習試合でも2死から得点できることが多くて、ラッキーだなと思っていました」と試合の流れを呼んだ前半の得点を振り返った。