<高校野球秋季東北大会:大曲工4-3鶴岡東>◇28日◇準決勝◇石巻市民球場

 大曲工(秋田1位)が鶴岡東(山形1位)に4-3で勝ち、春夏通じ初の甲子園出場をほぼ確実にした。

 1点を追う8回裏1死満塁で、代打小田嶋康太外野手(2年)が中前2点タイムリーを放ち逆転。9回表は、公式戦初登板の1年生右腕鈴木理公が3者凡退に抑え、そのまま逃げ切った。

 試合後、小田嶋は「しっかり踏みこんで強く振ろうと思った。うれしいです」と、会心の一打を喜んだ。

 29日の決勝では、仙台育英(宮城1位)と神宮大会出場をかけ戦う。