日本高野連は大阪市内で理事会を開き、来春の地区大会でタイブレークを一律で導入することを決めた。

 延長戦で人為的に塁上に走者を置き、試合を早期に終わらせる方式。延長戦のどの回から始めるのか、走者の状態はどうするかなどの詳細は来年1月末をメドに決定する。春の都道府県大会やブロック予選では採用しない。

 会見に出席した日本高野連の竹中雅彦事務局長は「まずやってみて、いろんな意見を聞いて一歩一歩進んでいこうということです。(春夏甲子園大会を含めた)すべての大会に導入するためのステップだというスタンスは今も変わりはないが、急ぐべきではない」と説明した。