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新生・栗林静高が加速/高校野球

1回裏2死二塁、左翼へ先制2点本塁打を放った三田は満面の笑みで生還
1回裏2死二塁、左翼へ先制2点本塁打を放った三田は満面の笑みで生還

<春季高校野球静岡地区大会>◇6日◇中部準々決勝◇清水庵原球場

 栗林静高が快調だ。1日から栗林俊輔新監督(35)を迎えた静岡が3-0で静岡市立を下し、準決勝に進んだ。1回裏に4番三田将司(3年)が本塁打で2点を先制。投げては高橋司(2年)が2安打完封と、投打がかみ合った。昨秋県準優勝の東海大翔洋は3-1で静岡東に勝利。エース望月啓吾(3年)が試合中につめを傷めながらも1失点完投した。各地区準決勝は12日、決勝は13日に行われ、県大会は26日に開幕する。

 ムードに乗った静高の先制パンチだった。1回裏2死二塁、4番三田が真ん中のスライダーを左翼へ運ぶ先制弾。「(バットの)先っぽで会心の当たりではなかったけど、いいところで打てた」。栗林新監督のゲキに、気分よく打席に入っていた。「どんどん打っていけ、走っていけと言われる。やりやすい」。主砲が打てばチームは加速する。先発の高橋は2安打完封。「いけるところまで思い切ってどんどんいった」。4四死球ながらも8奪三振と、思い切りのいい投球を披露した。

 試合前からベンチに勢いがあった。大石新悟主将(3年)は「監督が新しくなって(試合に)出ているヤツだけでなく、出ていないヤツもアピールできる。希望が出て雰囲気がよくなった。(ウオーミング)アップから元気がよかった」。栗林監督が就任し、メンバー選考は白紙に戻った。春季地区大会の選手登録は1試合ごと。「まだ(就任)6日目。じっくり観察中。選手と相談しながら決めている」(栗林監督)という状態だけに、全部員に定位置取りのチャンスがある。発奮材料には事欠かない。

 県内全域から好選手が集まる静高。素質に勢いが加われば、春のチーム目標・東海大会優勝は現実味を帯びてくる。【斎藤直樹】

 [2008年4月7日11時29分 紙面から]


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