<高校野球・春季静岡県大会:常葉学園橘2-0韮山>◇4日◇草薙球場◇準決勝
常葉学園橘は、初先発の長谷川彦(げん=1年)が韮山を2安打完封し、4季連続の東海大会出場を決めた。
常葉学園橘に4季連続東海切符をもたらしたのは、高校初先発の左腕長谷川だ。「相手の心理を読むのは得意。構えを見れば何となく分かる。真っすぐ狙いが分かってカーブを多めにした」と、1年生らしからぬ投球術を披露。丁寧に低めを突き、13の内野ゴロを積み上げた。97球で2安打1四球。安打の走者はいずれもけん制で刺し、わずか打者28人で初完封を成し遂げた。
高校での公式戦登板は2試合目だが、常葉橘中では県、東海大会を41回連続無失点で制し、全国4強に入った経験を持つ。長谷川同様に、昨年の県大会で初完封したエース庄司隼人(2年)は目標だが「隼人さんを抜く投手になりたい」と言い切る。名前の彦(げん)は、両親にとって3人目の子供にして初の男児だったことから「元気」を意味し、画数判断で付けられたもの。新星の好投は、宿敵・常葉菊川を下したばかりのチームをさらに元気づけた。

