島田商(静岡)の小椋(こむら)大介投手(3年)が10日、県高野連にプロ志望届を提出した。四国・九州アイランドリーグ、BCリーグといった独立リーグ入りを視野に入れており、12月にもトライアウトを受験する予定。「ずっとプロを目指してやってきた。(将来的には)仁藤さんと投げ合えるようになりたい」。将来はNPBへステップアップし、オリックス入りした2学年上の先輩・仁藤拓馬投手(20)と投げ合うという夢を持っている。

 最速138キロの直球と切れ味鋭いスライダーを持つ小椋は、昨秋はチームを県4強に導いた184センチの長身右腕。今夏は16強に終わったが、高校1年秋からエースとなり、角度ある投球には定評がある。小学2年で島田イーグルスで野球を始めてから、常にプロ入りを意識していたという小椋。今後の進路が注目される。