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慶応88年ぶり全国大会決勝/神宮大会

<神宮大会:慶応6-0鵡川>◇4日目◇18日◇高校の部準決勝◇神宮

 高校の部は天理(近畿・奈良)と慶応(関東・神奈川)が決勝に進出、ともに初優勝をかけて対決する。

 慶応は控え投手の滝本健太朗(1年)が、公式戦初先発初完封で決勝初進出の立役者になった。身長180センチの右本格派ながら、直球のスピードは130キロ前半。スライダー、フォークボールの変化球を低めに集め、打たせて取る投球で、2試合で31安打の鵡川打線を6安打無失点に抑えた。初戦で同じ1年生の明(みょう)大貴が初完投勝ち。滝本は「明に続きたい思いが強かった」と最後の打者を唯一の三振に仕留めるとガッツポーズを繰り返した。

 「最後はストレートで内角を思いきって突いた。負けたら試験なので死ぬ気で投げた」。学校はこの日から中間テスト。大会出場中は試験を免れるが、負ければ19日には3科目の試験が控えていた。上田誠監督(51)は「これで心置きなく決勝へ臨める。近畿王者の天理さんの胸を借りたい」と話した。慶応が全国大会の決勝に進むのは、1920年(大9)夏の甲子園以来88年ぶりになる。

 [2008年11月19日9時5分 紙面から]


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