野球部内での暴力問題で部員8人が書類送検された宮城・東北高に、6カ月の対外試合禁止処分が下された。25日に開かれた日本学生野球協会の審査室会議で決まったもので、期間は暴力行為のあった翌日までさかのぼった、9月14日から来年3月13日までの6カ月となった。

 また、この不祥事に伴い東北高は同日、五十嵐征彦監督、小沢洋之部長の辞任と、99年センバツ大会に控え投手としてベンチ入りした同高OB我妻敏コーチ(26)の監督昇格、河西利明副部長の部長就任を発表した。9月15日から自粛していた部活動は、29日から再開する。不祥事発覚後に秋季宮城県大会への出場を辞退し、来春センバツへの道は閉ざされていたが、処分が解ける来春の県大会地区予選からは公式戦も出場可能となる。

 同校はこの日、報道各社に「この処分内容を真摯に受けとめ、深い反省に立ちながら当部の全部員に対する指導のあり方をもう一度見直し、不祥事の再発防止に万全を期すとともに、多くの方々からこれまで以上に愛される硬式野球部を目指し、鋭意取り組む所存でございます」とのコメントを出した。