新潟国体の硬式野球の部に出場する花巻東(岩手)が24日、新潟入りした。夏の甲子園4強入りの原動力となった日米注目の155キロ左腕、エース菊池雄星(3年)らナインは午前10時に花巻市内の同校をバスで出発し、午後4時ごろに新発田市内の宿舎に到着。28日の初戦で対決する中京大中京(愛知)も同宿。佐々木洋監督(34)は「甲子園と同じように、頂点を目指す気持ちで臨みたい」と意気込みを口にした。甲子園で背筋を痛めた菊池も回復に向かっているが、進路問題を封印して大会に臨む。川村悠真主将(3年)も「雄星本人も投げたいと思っているはずなので、今度こそ一緒に日本一をつかみたい」と話した。25日は公式練習、26日は開会式に臨む。