センバツ高校野球(3月23日開幕)に出場する静清(静岡)のエース野村亮介(2年)が16日、「甲子園モード」で124球の投げ込みを敢行した。直球と変化球を織り交ぜての100球超えは、昨秋の東海大会後初めてだ。これまでブルペンでは70球以下をメドにし、紅白戦でも最多3イニングにとどめていた。先発完投の本番を想定した力投に野村は「久々に投げたので、途中から腕が振れなくなった」と苦笑い。甲子園で勝ち進めば連投も必至なだけに、「これから慣らせていかないと」と気合を入れていた。