今春センバツに出場する花巻東(岩手)の最速151キロ右腕、大谷翔平(2年)が18日、静岡・草薙球場で行っている合宿でケース打撃に登板した。左座骨の骨端線損傷から復帰を目指しており、この合宿で昨年8月の甲子園1回戦(対帝京)以来、約半年ぶりに打者への投球を再開。阪神、DeNAのスカウトが視察する前で54球を打者17人に投げ、4安打2四死球2三振だった。昨年12月から習得中のフォークと得意球のカーブが好感触で「5割くらいの力で投げましたが、フォークはセンバツでも使えそう」と笑顔だった。