<高校野球春季山形大会:日大山形8-3東海大山形>◇6日◇山形・村山地区◇第1代表決定戦◇荘銀・日新スタジアム
ともに県切符を獲得している私学の古豪対決は、日大山形が東海大山形に逆転勝ちし、昨秋の県準決勝で敗れた相手に雪辱した。1回裏、失策がらみで失点。だが、4回表1死満塁から今春先発入りの7番浅沼孝紀捕手(2年)の中犠飛で三塁走者の兄・浅沼佑亮中堅手(3年)が生還して勝ち越した。今春、投手兼任の浅沼佑にエース番号を明け渡した背番11の斎藤陽太(3年)も8安打3失点(自責1点)で今季9回初完投。エース返り咲きに闘志を燃やした。
まだ地区予選とはいえ、ともに負けられないライバル対決。昨秋は同点の9回表に一挙7点を奪われた。荒木準也監督(40)は「ファーストストライクから積極的に振っていけ」と指示。ナインは8番斎藤陽を除く先発全員の計14安打で応えた。
斎藤陽も「真っすぐにキレがなかったので変化球でフルスイングさせないようにした」と頭脳的配球。昨秋までは強気一辺倒だったが、精神的にも成長した。捕手から一塁手にコンバートされた3番・菅野隼人主将(3年)は「まずは春優勝が目標です」と本番の夏を見据えた。【佐々木雄高】

