<春季高校野球北海道大会:旭川西5-4旭川工>◇20日◇旭川地区代表決定戦◇旭川東光スポーツ公園

 旭川西が激戦の旭川地区を勝ち上がった。2回表に5安打を集中して4点を奪い主導権を握ると、旭川工の追い上げをかわし、春は初の全道切符だ。先制適時打を放った山本拓主将(3年)は「単純にうれしい。(9回のピンチにも)旭川工という強豪と互角以上に戦えて、楽しくて仕方なかった」と喜んだ。

 昨夏は44年ぶりに北北海道大会に出場しベスト8に進出。主力だった3年生が引退した昨秋、地区代表決定戦で0-8のコールド負けを喫したのが旭川工だったが、雪辱を果たした。今春が公式戦初采配だった林英敏監督(39)は「2回の4点が大きかった」と、選手たちをたたえた。

 打力の弱さを感じ、冬期間は打撃中心の練習メニューに取り組んだ。バットを振る力を身につけるため、高速で次々と打ち込むティー打撃を繰り返した。本格派投手を想定し、打撃マシンの球速設定140キロで打ち込んだ。今春は4試合計27得点と成果が出た。

 全道大会(28日開幕)に向けて山本主将は「初出場でも気負いなくチーム一丸となって自分たちの野球がしたい」と意気込んでいた。