<高校野球秋季九州大会:沖縄尚学5-0済々黌>◇2日◇決勝◇長崎県営

 済々黌(熊本)は、大黒柱の大竹耕太郎投手(2年)が力尽きた。準決勝までの3戦で計25イニングを投げ、1失点(自責0)。決勝戦も8回まで無失点にしのいだが、9回に初戦から疲労で違和感を感じていたという左肘が悲鳴をあげた。5点を奪われた魔の9回を振り返り「9回は疲れが出た。腕が振れず精神的にも力んでしまいました」とガックリ。それでも、夏春連続の甲子園出場に当確ランプをともした。「走り込んで、全国の強打者に通用するようになる」と切り替えていた。