千葉県高野連と第95回全国高校野球選手権千葉大会の大会本部は17日、柏日体の野球部部長の交代を承認したと発表した。前部長の男性教諭(27)が2年生部員に暴力行為を働いたことが交代理由という。前日16日、柏日体から、前部長による暴力行為があり、部長を交代すると連絡があったという。現時点では、日本高野連からの処分などが決まっていないが、開催中の千葉大会に引き続き出場することは認めた。

 柏日体の小安良幸教頭(45)によると、前部長による暴力行為があったのは昨年5月。練習態度が悪いなどとして、当時の1年生の部員のほおを平手でたたいたという。今月12日になって部員の保護者から千葉県高野連に「暴力行為があった」という内容の連絡があったという。翌13日に千葉県高野連から柏日体に事実確認を求める連絡があったが、すぐには確認できず、前部長は千葉大会初戦の15日はベンチ入りした。16日になって暴力行為があったことが確認されたとして、学校側は高野連に部長の交代を届け出た。この日の千葉西戦には新部長(31)がベンチ入り。試合は13-0で4回戦進出を決めた。

 柏日体は昨夏の千葉大会準優勝の強豪で今大会はシード校。小安教頭は「暴行を受けた生徒はもちろんのこと、他の部員に対しても大会期間中に動揺させてしまい大変申し訳ない」と話した。柏日体では、今年2月に監督の男性教諭が部員への暴力行為で停職3カ月の処分を受けた。同教頭によると、暴力行為を受けたのは今回と同じ部員という。