大会本部が前日21日に敗退した花巻東(岩手)・千葉翔太外野手(3年)の打法を巡り、準々決勝・鳴門(徳島)戦後に異例の確認を行っていた件で、同本部に50件を超える電話が寄せられたことが22日、分かった。大会本部の確認内容は、千葉が相手の投手に球数を投げさせる狙いで“カット打法”を続けた場合は審判員の判断でバントとみなされ、スリーバント失敗で三振となる場合もあるというもの。電話のほとんどは「2回戦の彦根東(滋賀)戦でも同様の打撃をしていたのに、なぜ準々決勝後だったのか?」という確認時期を巡るクレーム。「岩手大会でも同様のことをしていただろうに、甲子園まで持ち越したのはなぜ?」という声もあった。