日本学生野球協会は8日の審査室会議で高校15件の処分を決め、領収書を偽造して保護者会から支給される補助費約40万円を横領した沖縄水産の元監督を2年間の謹慎とした。県教育委員会から停職6カ月の処分を受けているという。

 また、部内暴力などで8月12日まで6カ月間の対外試合禁止処分を受けた松商学園(長野)は期間を9月5日までに延長した。処分に不満を持った当時の2年生部員が学校のガラスを割り別の2年生部員も1年生部員に暴力を振るった。部員の喫煙などで4月21日まで3カ月の対外試合禁止処分となった博多工(福岡)も新たに喫煙が発覚し、期間を1カ月延長。山城(京都)の部長兼監督は部内暴力で1年間の謹慎となった。