日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ打者編」。

 東海大望洋(千葉)・鈴木将平外野手(3年)が、6つの武器で暴れ回る。春県大会の習志野戦では、低めの球を場外に運ぶ130メートル弾で度肝を抜いた。通算15本塁打だが、ボールを捉えるセンス、飛ばす力は本物。50メートル6秒2、遠投100メートルと俊足強肩で「5ツール」(全てを兼ね備えた選手)の呼び声高い。さらに「モテ男」と相川敦志監督(53)も認めるイケメンで、黄色い声援の後押しも期待できそう。「目標は最低4割。1番打者として負けない戦いをしたい」と、視線独り占めを狙う。