日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。

 最速150キロ右腕&高校通算25本。西日本短大付(福岡)のエースで4番小野郁(3年)は二刀流でプロの注目を集めている。「両方で注目してもらっているがどちらも楽しいですよ」。176センチと投手としては大きくないが、5月に150キロの大台をマーク。阪神でも活躍した新庄剛志氏(元日本ハム)と同学年の西村慎太郎監督(42)は「新庄より小さいけど雰囲気は似てます。総合力はこっちの方が上」と日米で活躍した怪物とダブらせるほどだ。