安房、野球も行進も全力プレー/センバツ
第80回記念選抜高校野球大会が、いよいよ22日、13日間にわたる熱戦の火ぶたを切る。21日は甲子園で開会式リハーサルが行われ、21世紀枠で初出場の安房(千葉)が、元気いっぱいの入場行進を行った。安房は初日第3試合で城北(熊本)と対戦する。先輩のYOSHIKIが激励メッセージを送るなど地元は盛り上がり、大応援団が駆け付ける予定。岩沢寿和主将(3年)は「全力プレーで期待に応えたい」と健闘を誓った。
「イッチ、ニーッ」「イッチ、ニーッ」。安房ナインのかけ声が甲子園のスタンドにこだました。午前9時に始まった開会式リハーサル。安房の入場行進は独特だった。握った両拳を高く突き上げ、両足のひざも目いっぱい引き上げる。自然体で行進するチームが多い中、安房の昔風の「イッチ、ニーッ」行進は目立った。スタンドで見守った早川貴英監督(43)は「手の上げ方がまだ足りない。でも、まあまあの出来。練習したかいがあった」と話した。
初出場を決めた「行進」だった。昨秋の千葉大会。安房は攻守交代の全力疾走など、全力プレーで決勝まで進んだ。千葉経大付に敗れ、準優勝に終わったものの、閉会式では胸を張って堂々の行進。こうしたひたむきさ、さわやかさが評価され、21世紀枠での出場が決まった。以後、地元で数回、大阪入りしても2回の練習を積んだ。
リハーサル終了後、ナインは大阪市内の舞洲スタジアムに移動し、最後の調整を行った。シートノックとフリー打撃でみっちり2時間。この間、軽い投球練習をしたエース佐野公亮(3年)は「仕上げは順調」と笑顔を見せた。18日の市尼崎戦で2失点完投勝ち。計算通りの中3日で22日の城北戦に臨む。城北には九州で1、2を争う好投手がいるが、岩沢主将は「全力でぶつかりたい」と全力プレーを誓った。【佐々木紘一】
[2008年3月22日9時56分 紙面から]
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