本荘エースの踏ん張りで4強/秋田大会
<高校野球秋田大会:本荘7-1大曲>◇18日◇準々決勝
本荘がトルネード左腕の踏ん張りで4強入りだ。エース池田恭介投手(3年)が、5安打1失点に抑え、7-1で大曲を下した。池田は初戦の2回戦から3戦連続完投。27回自責1と抜群の安定感で、チームを優勝した06年以来の4強に導いた。明桜もエース左腕の高橋一平投手(3年)が投打に活躍、7回コールドの8-1で秋田に圧勝し、2年ぶりの4強。また大館鳳鳴が2年連続、新屋が初の準決勝進出を決めた。
米大リーグで活躍、17日に引退を表明したばかりの野茂英雄氏(39)のように、クルリと背を向ける。「(野茂は)意識したことはない。他の人を見ていいところを取り入れたフォーム。小学校からずっとです」。そんな自己流トルネード投法の池田が、4強入りの立役者となった。
2回戦は秋田工を6安打完封。3回戦では平成に7安打を浴びたが、9三振を奪い1失点完投。そしてこの日は自責0で3戦連続完投だ。「疲れは試合中は感じなかった」と、本家のようなタフさを持つ。尾留川徹監督(48)は「ここ一番で打者に向かっていく姿勢がある。彼と心中です」と全幅の信頼を置く。
トルネード後のフォームは一昨年のV腕、高橋佑輝(TDK)そっくり。「仁部智(元広島)くらいに始まって(04年準優勝の)佐藤晃輝(国学院大4年)、高橋と先輩を見習っているから」と尾留川監督。本荘には左腕の系譜がある。
池田は1年時、高橋からスクリューボールを伝授された。今大会前には「苦しいときでも悔いの残らないように投げろ」と心構えも教わった。準決勝は横綱・明桜と対戦。「納得できる投球を」と4連投目も、悔いを残すつもりはない。【清水智彦】
[2008年7月19日11時44分 紙面から]
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