盛岡中央が甲子園に王手/岩手大会
<高校野球岩手大会:盛岡中央3-2水沢>◇20日◇準決勝
エースを温存した盛岡中央が、甲子園に王手をかけた。盛岡中央の2番手、橋本優雅(3年)が水沢戦で2失点完投勝利。3-2で振り切り、3年ぶり4度目の決勝進出を果たした。
橋本のスライダーがさえわたった。7回には12球で3者三振に切った。「三振を狙ってました。3者凡退でチームに勢いを付けたかった」。5回以降は1安打しか許さず、1点差の接戦を制した。1回戦から5戦連続で先発していたエース品川幸也(3年)を温存させ、21日の決勝に向けて万全の態勢を整えた。
春の県大会途中で右ひじを痛めた橋本は、6月中は治療に専念。今大会開幕には間に合い、2試合で2イニングずつ投げた。「ひじを守るために、スリークオーター気味に投げ方を変えました。でも、春以来の先発で不安はありました」と橋本。序盤は緊張による力みからか、4回までに9安打2失点。佐々木大介監督(33)から「自信を持って力を抜いてみろ」と言われ本来の切れを取り戻した。
05年の決勝は、宇部銀次(現楽天・銀次捕手)が4打数4安打の活躍を見せたが、花巻東に3-4で敗れた。佐々木監督は「あの時は、みんなが散らばって打っていた。明日はスキを突いて、一気にビッグイニングをつくりたい」と意気込んだ。橋本は21日の決勝で打者に専念。9年ぶり2度目の甲子園に向け、今度はバットでチームを勝利に導く。【柴田寛人】
[2008年7月21日13時23分 紙面から]
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