恵みの雨が降った。全国高校野球選手権(甲子園)5日目の第3試合(大阪桐蔭-日田林工)が6日、降雨のためノーゲームに。再試合が7日の第1試合となり、以後は8日目まで1試合ずつ後ろにずれこんだ。このため7日目(8日)の第4試合として予定されていた県代表の常葉学園菊川の初戦(対福知山成美=京都)は、8日目(9日)の第1試合(午前8時30分開始)に変更となった。

 6日は午後3時から大阪市の日本生命グラウンドで練習していたが、午後4時すぎに激しい雷雨が降り出した。練習を中止した佐野心監督(41)は「(雨の日程変更を)予定していた。余裕で行けます」。大阪入り後に左ひじ痛を発症したエース戸狩聡希(3年)のブルペン投球について「今日で全快した」としたが、球威や球速が本来のレベルに達していないのが現状。回復までの時間を稼げるため、日程は1日でも遅い方が望ましい。

 内野陣は、第4試合から第1試合への変更を歓迎した。第4試合はグラウンドが荒れているだけに、上嶋健司一塁手(3年)は「(時間が)早い方がいい」。前田隆一三塁手(3年)は「早起きは全然いい。4試合目だと暗くなる時に見にくい」。打球を見失いがちな薄暮の時間帯を避けられる点を、前向きにとらえていた。【斎藤直樹】