駒大岩見沢、主将4番松本で2勝目頂き
さぁ一気に“両目”だ。北北海道代表の駒大岩見沢は9日、盛岡大付(岩手)と2回戦を戦う。1回戦では苦しみながらも夏の甲子園初勝利を挙げた。主将で4番の松本駿捕手(3年)は「今度はもっと楽に(投手陣を)勝たせたい」とリードで、肩で、そしてバットでチームを支える。エース板木勇幸(3年)も「今度は抑え切る」と2回戦突破を宣言した。
駒大岩見沢が勢いに乗って夏2勝目を取りにいく。大阪入りしてこの日で11日目、2回戦を前にしてヒグマナインの動きは軽快。暑さにもだいぶ順応してきた。松本主将も「1日1日しっかり練習してきているので、明日も大丈夫」と自信の表情を見せた。3季連続出場の甲子園ですべてスタメン、この夏は不動の4番としてチームを引っ張る主将が次戦のカギを握る。
1回戦の下関工戦は先発の板木が立ち上がりから制球に苦しみ、いつ先取点を許しても不思議ではない状態。そんな中で松本の強肩が、流れを変える大きな武器となった。2回表の無死一、二塁の危機を、けん制でアウトにし、もう1人は盗塁を刺した。このプレーが3回裏の6点につながった。
打者としても初回の2死二塁の好機に中前にはじき返した。本塁憤死で先制点にはつながらなかったが、松本にとっては3度目の甲子園で初安打。「捕手で主将で4番。センバツでは4番を外してやったが、やはり松本は4番でなきゃね」。高橋真次監督(34)も主砲に出た甲子園初安打を喜んだ。
1回戦を勝った後、昨年のエースの白崎勇気(駒大1年)から電話があった。「板木はもっと真っすぐを多く投げ込んだ方がいいんじゃないか」。それを本人に伝え、この2~3日は直球中心の投球に徹している。また最近、左打者に苦戦していることから、右打者に使っていたチェンジアップを左打者にも使うようリードをしている。捕手として、もう苦しむ姿は見たくなかった。
板木、沼館の2本柱の調子については「板木の方が少しいいようです」とみている。再び板木の先発が濃厚な第2戦。1年生からバッテリーを組んできた女房役が「完ぺきな板木」を引き出し、チームに夏の甲子園2勝目をもたらす。【本郷昌幸】
[2008年8月9日10時44分 紙面から]
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