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東北・清原141キロで連続K/夏の甲子園

8回からマウンドに上がり1失点も好投した東北・清原(撮影・倉掛優一)
8回からマウンドに上がり1失点も好投した東北・清原(撮影・倉掛優一)

<全国高校野球選手権:東北8-2倉敷商>◇13日◇1回戦

 夏の聖地で「KKコンビ」の魂を受け継ぐ選手が躍動した。前オリックス清原和博氏(41=日刊スポーツ評論家)の親せき、東北(宮城)清原雄貴投手(3年)が2番手で登板し、1回2奪三振1失点。倉敷商(岡山)を破った。前パイレーツ桑田真澄氏(41)が会長を務める麻生ジャイアンツ出身の日大三(西東京)関谷亮太投手(3年)は4安打9奪三振で完封し、徳島北を破った。両校は18日の2回戦で対戦し“KK対決”が実現する。

 あこがれの地に体が震えた。7点リードの8回から登板した東北・清原は「緊張してのみ込まれそうになった」と先頭に四球。無死満塁とされ、犠飛で1点を失った。しかし、ここからエンジン点火。最速141キロの直球と90キロ台のカーブをコーナーに決め、2者連続三振でマウンドを駆け降りた。

 わずか1イニング、32球だったが「自分にしてはめちゃくちゃ遠い存在」と表現する、あこがれの人が活躍した聖地に立った。母理佳代さん(43)が清原氏のいとこにあたる。生まれも同じ岸和田。実家も近所で、中学時代は毎年正月に会っていた。

 小5の冬、清原氏の父洋文さんに連れられ、清原氏も所属した岸和田リトルシニアの練習を見学。ソフトボールをしていたが、洋文さんに強引にユニホームを着せられて入団した。甲子園を目指すようになった清原の実家の部屋には、清原氏が西武時代に使用したバットやファーストミットが飾ってある。

 部内暴力による活動停止でボールを握れない日々もあったが、清原は「ケガを抱えながら頑張る和博さんを見て、立ち直るきっかけになった」と振り返る。くしくも、次の日大三戦は清原氏の誕生日でもある8月18日。もうひと輝きには、もってこいだ。【由本裕貴】

 [2009年8月14日9時1分 紙面から]


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