<高校野球神奈川大会>◇22日◇4回戦

 2年ぶりの夏の甲子園を狙う慶応が川和を4-0で下し、4回戦を突破した。藤本知輝外野手(3年)が1回1死三塁から内野安打で先制点を挙げると、3回にも右越え三塁打で2打点目。ここまで2戦で4安打の好調を買われ、5番から3番に昇格した期待に応えた。先発の三宮舜(しゅん、2年)は12奪三振で完封。長打力が自慢のチームが3試合連続の完封勝ちに、上田誠監督(52)は「前は打つ方が良かったけど、今は守りのチームになってしまったね」と笑った。